● 自宅サロンの住所は公開するか？賃貸マンションで商用利用禁止の場合は、どうするか？
まいどです。田渕です。ネイルサロンや整体や、エステサロンをされる場合、最初は自宅の１室で開業したいと思われるケースは多いです。
ただし、自宅サロンは、家賃が掛からない代わりに、色々な問題点があります。
・そもそも、お店として見てもらいにくい
・お客様が、新規で行きにくい
自宅サロンにするか？する場合に、どうするか？考える前に、お客様から、どう見えるか？まずは、考えてみましょう。
よく例に出しますが、
「自宅中華料理店という店があったら、行きますか？」
と聞くと、皆さん、速攻で
「行きません。」
と言います。自宅サロンも、そういう違和感を与えてしまうのです。
これは、自宅サロンのデメリットですね。では、メリットも考えてみましょう。
メリットは、お客様より、御自身に多いはずです。
費用がかからない。プライベートとの両立がカンタン、比較的気軽に開業できるなどです。
だからこそ、検討されるのですしね。
しかし、集客は、お客さまのメリットで点数が決まります。
お客様にメリットがあれば、集客の点数が上がる。デメリットは、点数を下げる。ある合格ラインを突破したら、集客できます。
ですから、基本は、プラスを積み重ねます。しかし、マイナスがあっても、合格ラインを突破すると良いです。
実際に、大阪で客単価２万円以上で２ヶ月予約が取れないコルギサロンがあります。
自宅ではないですが、看板のないマンションサロンです。
テナントサロン＞マンションサロン＞自宅サロン
右に行けば行くほど、集客は難しくなります。
しかし、マンションサロンで流行っているサロンも多いのです。
デメリットを補う、お客様へのメリットが大きいのです。施術内容や効果であったり、接客の丁寧さや感じ良さなどです。
集客は、集客の点数の合格点を超えれば、良い。
これを大前提として、メインテーマに戻ります。
まず、賃貸マンションで商用利用禁止の場合は、どうするか？
これは、禁止の契約なら、できません。必ず揉めます。大家さんと交渉できるなら、交渉しておくと良いです。
私の会社も、普通のマンションの部屋を登記しています。そこを仕事場にしています。ですから、大家さんに交渉して、事務所扱いにさせて頂いております。
管理会社を挟まず、大家さんと直接話せれば、いいよと言われることも多いです。
・看板を出さないか？
・不特定多数の人が多く出入りしないか？
このあたりが、気にされる部分です。自宅サロンの場合、１日の客数は、そんなに多くないはずです。
２０人も３０人も、来ないはずです。
「１日１０人も来店しません。」
くらいなら、オッケーが出ることもあるでしょう。正直に話して、許可を得てから自宅サロンをするのが良いです。
逆に許可が出ない場合は、やめておきましょう。
費用面で心配な場合は、別途マンションを借りる事を検討すれば良いのです。ワンルームから始めれば、意外と費用は、かかりません。
次に、自宅サロンの住所は公開するか？
これは、お客様のメリットで考えます。サロンの住所が公開されているというのは、普通なのです。
ですから、公開してプラスマイナスゼロです。メリットでもないです。
逆に言いますと公開されない場合、マイナスです。
ただ、自宅だからネット上に住所を公開したくない。子供もいるから、不安だ。という、お気持ちは、よく、わかります。
サロンの住所を公開しない場合、集客の点数はマイナスである。
これを理解した上で、選ばれれば良いです。
早く集客したいなら、普通に公開です。しかし、他のことを頑張って、遅くても、合格点を目指すなら、非公開で頑張っても良いです。
結果は早く欲しいけど、やりたくないことは多い。
それは、無理ですけどね。（笑）
安定した集客を実現するには、住所公開以外にも色々あります。
・施術の魅力と効果
・オーナーの魅力や接客
・ネットを使った集客力
・手紙やラインのマメな対応
色々とあります。
人気があるサロンを色々と参考にして、できることを増やしていきましょう。
