● 出版して著者になり本業の売上を伸ばす方法
まいどです。田渕です。私がコンサルするにあたって、出版を無理には進めません。出版して、著者になることが売上アップの近道ではないからです。
もちろん、セミナー講師など自分が売り物の場合は、出版は武器になります。
しかし、出版しなくても、売れますから、どちらでも良いわけです。(笑)
そして、著者になったのに売れなくて、コンサルに来る人も多いです。
では、まず、出版して失敗するパターンをお話しますね。
・そもそも、仕事の手が遅い人
出版には執筆が必要です。口で話し、ライターさんに書かせる方法以外は、自分で書くわけです。
出版を理由に、普段の仕事の手が止まる人が多いです。
普段から、作業が遅い人には、出版しないようにアドバイスしています。
3ヶ月位、本業に影響が出て、何のための出版か?わからなくなります。
・本のテーマが売り物に、直結していない場合
例えば、私は集客のコンサルであり、セミナー講師です。それなのに、恋愛本を書いたとします。
たとえ本が売れても、本業につながらないですよね。いや、イメージが変わって、かえって売上が下がりそうです。
これらの本は、私のコンサルやセミナーに直結しています。
本を出した目的が、ノウハウの教科書化でしたからね。
儲かるシリーズで、儲かるフェイスブックという本を出さないですか?という依頼があります。うれしいですが、書きません。
その理由は簡単で、フェイスブック集客は、いらないから教えないからです。
本のテーマが売り物に、直結している。なおかつ、本業に影響しないで執筆できる。
こういう本を出すならば、出版して著者になり本業の売上を伸ばすことができますね。
出版を点で考えないで、売上や利益までの線で考えるのがコツですよー
著者になるだけなら、自己満足以外の何物でもないのです。